決めるということ。
何か物事決めることって得意ですか?苦手ですか?
今ちょうど、私の生徒たちは高校受験に挑んでいます。
どの高校にするか決めるのは、子供たちにとって人生の最初の決断だったことでしょう。
でもそれは、将来に関わるものの他に、日々の小さな決断でも同じこと。
私のまわりにはランチのメニューが決められない方、
どっちの洋服を買おうか決められない方、
同窓会に行こうか行かないか決められない方が結構います。笑
なんで決められないか?
理由は多々あるかもしれないけど、根底にあるのはもしかして、「自分の欲しているものが分からない」はたまた、「自分で責任を取りたくない」って気持ちが眠っているからかもしれません。
まず、「自分の欲しているものが分からない」症候群。
頭の中、流行とか人の目とか、自分じゃない意見や情報で埋め尽くされてませんか?
”皆なはー”とか”普通はー”とか言われて育つと、”自分”をそっちのけで考えるのが癖になっているよう。
そして、「自分で責任を取りたくない」症候群。
何かを決めるって怖いことですよね?
だって、何かを取るということは、何かを捨てるということだから。
いつだって私たちは一つの現実しか選べない。ということは、それが失敗でもしたら、「あの時こうすれば良かった!」って後悔しやすい生き物だから。
でも、実際そっちを選んで良かったかは知る由もないのにね。
決めることが得意苦手に関わらず、私たちは意識的にも無意識的にもいつも決断をしてますね。
朝何時に起きるとこから始まり、何を食べて、着て、何をするか・・・。
人生は決断の連続です。
一般相対性理論で知られる アインシュタインや、アップル社の設立者の一人である スティーブ・ジョブズ、そして元アメリカ大統領のバラク・オバマが同じ服を着続けた話は有名です。
彼らは、「大事な決断のために、日々の小さな決断に余計なエネルギーを使わないため」そうしていたと言われていますが、一般の人にはちょっと理解できない不思議な決断でしょうね。
でも、これが彼らの「自分がそうしたいから」という上で決めたことです。
私?
洋服は毎日変えますよ。
だって、色んな洋服を着るのも組み合わせで迷うのも好きだから♡
これが、私の決断です^^
もし、その決断を「自分の意思で決められたら」どうですか?
気持ちが良くないですか?
誰の意見にも左右されず、
誰の目を気にすることなく、
自分の欲するものを自分で決めて取りに行く。
そこにあるのは何か。
【自由】です。
ただこれもお忘れなく。
自由には【責任】がつきものです。
でも、選ぶのも自分。
その責任を取るのも自分。
そう、腹を括れたらこれほど人生楽しくなる秘訣ないですよ。
自分を生きよう。
自分を大切にしよう。
今まさに生きているのは自分の人生そのものなのだから!