子供の目の色が変わる時。
~2018-10-11 アメブロからのお引越し記事~
「親になって良かったな~」
そんな風にじんわり思える回数ってどれだけあるんだろうか。
高校1年生の息子は、小学6年生で学級崩壊を経験、
中学2年は登校拒否、高校受験は第一志望に入れなかった。
高校生活スタートしてからもいろいろあったけど、
毎日学校にも通ってるし、赤点も取ってないし、友達と遊んだり勉強したり
頑なにキライ!って言ってたカラオケもハマったり、なんか色々楽しそう^^
「もうちょっと頑張ってくれよ~」と思っていた(言ってもいた)起床と駅までの送迎も、
ここ数日はやっと自ら起きて自転車で行くように。
・・・なんて、ちゃんとできている子と比べてしまったら”まだまだ”なんだろうけど、
彼自身を見るとね、一つひとつ成長してることが嬉しいんです^^(じんわり)
息子は長男。
お父さんが居ないから、家庭で唯一の男。
親族にも気軽に会ったり話したりできる男性がいないから、なかなか見本像がないのが悲しい。
これら要因もあってか、
”しっかり”
”ちゃんと”
育てなきゃ!って思ってきた。
何が”しっかり”なのか
何が”ちゃんと”なのか
分からないままに。
ブレブレなままに。
それに気付かないままに。
そしたら、自我が芽生える小学6年生から問題勃発!!
その時々での対処療法しかできないから、なんともまあ、今思い返せばお粗末な対処しか出来てこなかったなぁと思うわけです。
私の親としての役割は、仕事・炊事洗濯・仕事・育児・仕事なもんだから、問題が起こった時すがれるような頼れるような絆という土台があったわけではなかった。
気が付いたら、ただの子供の身の回りの世話をする人とされる人になっていた。
”しっかり” お風呂に入れて、ご飯を食べさせて、身支度させて、寝かせる。
”ちゃんと” 宿題やらせて、学校行かせて、習い事して、遊ばせる。
”しっかり””ちゃんと”やってきたハズだったのに——-。
でも、いいんです。
いいんです^^笑
大事なのは、『子供の目を見て接すること』だったんだって心で理解できたから。
あの頃は、毎日を必死で生き抜くことが最優先だったんだって赦すことができたから。
だからね。今がある。
だからね。これで、良かったんだって^^
今、息子は来年のイタリア留学を目指し始めたところです!
その為のバイトの面接を昨日決めてきました!
今週末は学校の先生方と留学含めた進路相談のお時間を取ってもらいました!
バイトがOKになるかもまだ分かりません。
そもそも留学のためのスカラーシップが通るかもまだ分かりません。
そのための書類審査と、面接と、プレゼンと・・・まだまだこれからです。
全てが今、始まったところです^^
何より嬉しいのは、息子の目の色が変わり始めたこと。
のんびり長男気質の、一つのことしか集中できない不器用な息子。
私の頑固さと、お父さんの腰の重さを譲り受けた息子。
変なところばっかり引き継いで、笑っちゃうけど
笑っちゃえば良いんだと気づいた私^^
笑ったらカラダに力入ってたんだってやっとこ気づいたから♪
こんなブレブレママだった私が変われたのは、
本当の軸ができたから♪
自分の軸の見つけ方や、絵本で創る親子の絆を知ったら
楽しみながら子供のギフトだって伸ばしていけますよ^^