スーパーママ講座報告。その③
3月24日に東京・新宿にて行われたスーパーママ講座。
第一部は、
ペトロスキー富夫 物理学博士の
第二部は、
私たち認定メンターの
~「超・読み聞かせ」で広がる世界~』
そして第三部は、
ランディー由紀子さんの
『穏やかに賢く育てるボディーランゲージの秘訣』
第四部は、由紀子さんのワークショップ
『あなたの無意識は多くのことを知っている』でした。
どちらも、人間関係、特に子育てにおいて、私たちがいかに言葉だけで相手に伝えようとしているのか、それが抱える問題点と解決法を体感しながらできるようになる時間となったように思います。
私自身、子供との向き合い難さと、自立させるための子育てに行き詰まりを感じ、
2017年の暮れから10日間、由紀子さんのテキサスにあるご自宅で、
子供たちと一緒に馬のリトリートを受けたのが、つい昨日のことの様です。
この時、言葉の通じない馬を通して教わったことは、身に沁みて私自身を根底から変えてくれました。
いかに自分の上辺だけの言葉で、子供たちをどうにかしようと思っていたのか、また子供たちがそれをつぶさに感じ取って、私への信頼を無くしていたか気付くことができました。
この時、体感を通して教わったことは帰国後の私と子供たちの関係を
大きく改善させてくれました。
そう。今回肝となったのは、ちょうどテキサスで教わった、【丹田を意識して子供に向き合う】。
ちょっとした意識の使い方なのに、忙しいゆえにないがしろにしていたことが、
これほどまでに後々大きな問題を引き起こしていたなんて!
現在高校生の息子を育てる上で大変だと思っていたことは全て、ないがしろにしていたこういう小さいことから始まっていたんですね。
由紀子さんが何本かの動画で分かり易く、馬を通して教えてくださいました。
- 子供が言うことを聞かない
- 大人の会話に口を挟む
- 子供が親をリスペクトしない
- 子供を落ち着かせられない
これらは氷山の一角ですが、全て子供に問題があるわけではなく、お母さんの心の在り方、
つまり言葉で子供をコントロールしようとするのではなく、
ボディーランゲージから変えていくことで子供に教えることができるというのです。
ここを丁寧に教えていないのに、出来てないからと怒っては理不尽さしか子供の中には残りません。
育てたようにしか子供は育たないのですね。
でも、ボディーランゲージはテクニックで変えることはできません。
自然と体から出るものなので、意識して出す出さないを決めることができないのですね。
ではどうするか?
ぜひ今回教わった呼吸法や体のゆるめかたで、日々ご自身と向き合う時間を作ってください。
丹田を意識すると自然と背筋が伸びます。
その時、発する言葉は自然と氣を帯びます。
怒鳴ったりすごんだり、言葉で脅したり怖がらせたりしなくていいんですね。
大切なのは、いつも自分の心がクリアーでいられること。
どうぞ頭で考えるのはお休みしてください。
私もそうでしたが、最初は自分の本心や、静かな心を取り戻すのに随分時間が掛かりました。
今でもそうです(;^_^A
だからこそ日々の修練が大事なのですね。
由紀子さんはそれらを毎日欠かすことなく、何十年も続けてらっしゃるんですって。
「続ければ誰でもできるようになるよ」
そうなんです。
特効薬はないんです。
英語でもquick fixと言います。
私たちは今すぐ、この場で、問題点を解決したい衝動に駆られがちですが、
それは何にも役に立たないどころか、かえって問題を大きくしてしまうことも・・・。
仕事に育児に家事に介護に…お忙しいお母さんたち。
私個人の経験としてですが、忙しい日々の中で30分でも自分のために
呼吸法や瞑想ができる時間が作れる。
それだけで90%成功したようなものだと感じています。
あとは不思議とその人それぞれの体感で分かってきます。
だって、【あなたの無意識は多くのことを知っている】んですから。
今回、子供たちの未来のために集まってくださった方々に感謝しています。
こんなに同じ想いを持った仲間がいるということを実感として持てて、
未来が楽しみで仕方がありません。
今回参加できなかった方もいらっしゃると思うと、
これから繋がっていく可能性を感じて嬉しくなります。
由紀子さんが最後に、同じ想いで集まったお母さんたち同士、
繋がりを持たれることをお勧めされました。
由紀子さん自身、十数年前に知り合い、家族ぐるみで繋がった仲間がいることは、
常々励まし合い、共に過ごした思い出があり、それは今でも続いていると言います。
まさにプライスレスな関係です。
ママ英語講座は講座自体修了した後も、全国のお母さんたちが繋がる場所として活かされています。
由紀子さんが描くママ達の交流の場。
そんな輪を必要な方へ届けたい。
私もその一端を担っていきたいと思います。